テイツーが山徳の全株式を取得し、子会社化することを決めた。山徳は越境ECサイト「eBay」を通じて海外100カ国以上に販売ルートを持ち、テイツーは古本・ソフト販売の「古本市場」を中心に店舗展開しているが、EC事業に力を注いでいる。テイツーは山徳の国内外のEC販路を取り込むことで、事業規模を充実させる。着物インターナショナルも傘下に収める。M&Aアドバイザーとしては、テイツーのEC事業の拡大による成長戦略の一環として、今回のM&Aが有効な手段であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。